数万円程度の買取額を得た程度なら、金を専門店に売却しても税金はかかりません。
専門に金買取を扱う業者などだと、日々多くの金製品を売り買いしていますので、事業所得として金額を申告し、課税されているはずです。
その点、個人ではよほどの資産家でもない限り、課税対象になるほどの取引はしませんよね。
そうは言っても、法律が変わることもあるので、お店の人に確認してみるというのも一つの手だと思います。
消費税は今後も更に上がると言われていますが、ここでお得な話を一つ。
金を購入する際には、買物である以上、消費税が勿論かかりますが、自分の方が買取店に金を売却する際にも、お店から受け取る買取額には消費税分が上乗せされるのです。
なので、一度金を買っておけば、消費増税に伴って、売約時の受取額が少しだけ上がって得をするということになります。
ちなみに、日本の8%という消費税率は国際的にはまだまだ安い方なので、国内で買った金を消費税率の高い国に持って行って売却することでも同様に利益を上げられる可能性があります。
今では身に着けなくなった金製のアクセサリーなどの売却時には、注意するポイントがあります。
金買取のルールは明確に決まっているわけではないので、どこに持っていくかによっても実際に自分が受け取れる金額はそれぞれ異なっていることです。
ですから、事前にホームページなどで情報収集し、損しない売却先はどこか、熟慮して判断するべきでしょう。
不要な金を買い取りますという電話を先日受けました。
他の種類の営業電話はよく受けますが、金買取の話はこれまでになかったので、ちょっと中身を聞いてみようかという気になりました。
ミュゼ 白河
その業者によれば、アクセサリーなどの貴金属や宝飾品で、ずっと身に付けていない品があったら高値で買取してくれるというのです。
それなら色々あったなあと思って、ネットでさらなる情報収集をしてみることにしました。
金の買取を掲げている店舗では、装飾品以外にも、様々な商品を売却することができます。
金というといかにも富豪の趣味という気がして、豪華な屋敷の金庫に入っている金の延べ棒などが一般的にイメージされるのかもしれませんが、高級品だけが金買取の対象ではありません。
メガネや金歯などもその一例です。
どんな品物でも溶かせばまた金として再利用できますから、眼鏡や金歯も買取ショップでは売却することができます。
貴金属の代表といえば金とプラチナですが、より高価なのがどちらかは知っていますか?プラチナの方が原則的には高価です。
百年ほど前は今よりもっと顕著でした。
それには、金と比べて特定の地域だけに偏在していることや、総生産量の圧倒的な少なさが挙げられます。
ちなみに金の年間生産量約2500トンに対し、プラチナは約200トンしかありません。
プラチナも金も、錆びたり腐ったりせず何百年でも安定した価値を保ち続けるので、世界のどこでも通用する価値を持っていますが、生産量や流通量のあまりの少なさが、その価値を担保しているのです。
昔買ったきりでずっとご無沙汰という貴金属製のアクセサリーなどをお持ちの方も少なくないと思います。
タダで手放すのは惜しいという場合には、買取ショップへの持込みがいいのではないでしょうか。
金やプラチナを専門に買い取ってくれるところも最近は増えてきましたので、実際にその品物が何円くらいになるのか簡単に査定してもらってもいいかもしれません。
買取ショップに金を持ち込む時、一番大事なことといえば、実際幾らくらいの金額を付けてもらえるのかという見積を事前に立てられることです。
品物によっても異なりますが、金の値段の基本的な計算法は、金の国際価格はその都度変動しています。
その数値を、重量単位の1トロイオンスで割って、ドル円レートを掛けると、国内金価格が算出できるのです。
買取で損しないためにも、こうした計算法や相場を知っておいて、お店が妥当な金額で買取を行っているかどうか自分で見極められるようにしておきたいですね。